キャンドルをきみと
第4章




「楓、まずは基本的なことから覚えてもらうから。
しっかりついてくるよーに。」


「はい。」




言い渡されたのは

データのまとめ作業。



しばらくは隼人さんのアシスタントみたいな役割みたい。




「わかんないことがあったらすぐに聞くこと。

最初はわかんなくて当然なんだから

絶対、遠慮すんなよ。」


「わかりました。
よろしくお願いします!」


「お、いい返事。

慣れるまで大変だろうけど頑張れよ。」





そう言うと隼人さんは



私の頭をポンって軽く叩いて
自分の席に戻っていった。







.
< 23 / 43 >

この作品をシェア

pagetop