キャンドルをきみと




…………………………



「しかもね、私の教育担当なんだ。

すっごく仕事デキる人だから勉強になるよ。」





「えーっ!すごいじゃん!

なんか これぞ運命! みたいな巡り合わせじゃない!?」



「それは大げさだよ。

でもね、毎日会えるのが幸せなんだ。

最初は気になる人だったのが、中身知って本当に好きになったの。」



「おー、楓からそんな言葉が出てくるなんてねー。
いいことじゃん。」




悠が身を乗り出して聞いてくれる。




何年も私の恋バナなんて出来てなかったから
心から喜んでくれているのがわかる。








.
< 31 / 43 >

この作品をシェア

pagetop