アリス、王子とキスをする!?【企画もしアリス】
「汝が親指姫じゃからに決まっておるだろう」
「はっ!?」
「汝は物分かりが悪いのう。この世界は親指姫の世界なのじゃ。その親指姫に選ばれたのが汝じゃ」
目の前のお婆さんはさも当たり前の事を言うように言う。
ちょちょちょちょっと、待って?
本当に御伽話の世界に来ちゃったの?
でも、そう言う事なら、あたしがこんなに小さいのも辻褄があう。
此処はこのお婆さんの言う事を信じるしかない。
「じゃあ、何であたしが親指姫なんですか?」
「魔女が汝が良いと言ったからじゃ。汝は魔女のお気に入りじゃ、ほほほっ」
いやいやいや、『汝は魔女のお気に入りじゃ、ほほほっ』とか言ってる場合じゃないんだよ!
魔女って事は魔法使い!?
魔法使いが魔法を使ってあたしをこの世界に落としたって事!?
って、魔女なんかに気に入られたくねーよ、じゃなかったわ。
魔女に気に入られても嬉しくない!
危ない危ない、乙女が下品な口を叩いたらいけないわね。
「乙女は下品な口を叩かんぞ」
「え?また、口に出てた?」
「はっ!?」
「汝は物分かりが悪いのう。この世界は親指姫の世界なのじゃ。その親指姫に選ばれたのが汝じゃ」
目の前のお婆さんはさも当たり前の事を言うように言う。
ちょちょちょちょっと、待って?
本当に御伽話の世界に来ちゃったの?
でも、そう言う事なら、あたしがこんなに小さいのも辻褄があう。
此処はこのお婆さんの言う事を信じるしかない。
「じゃあ、何であたしが親指姫なんですか?」
「魔女が汝が良いと言ったからじゃ。汝は魔女のお気に入りじゃ、ほほほっ」
いやいやいや、『汝は魔女のお気に入りじゃ、ほほほっ』とか言ってる場合じゃないんだよ!
魔女って事は魔法使い!?
魔法使いが魔法を使ってあたしをこの世界に落としたって事!?
って、魔女なんかに気に入られたくねーよ、じゃなかったわ。
魔女に気に入られても嬉しくない!
危ない危ない、乙女が下品な口を叩いたらいけないわね。
「乙女は下品な口を叩かんぞ」
「え?また、口に出てた?」