アリス、王子とキスをする!?【企画もしアリス】
「汝は正真正銘の馬鹿じゃのう。口に出していたから、返事が返ってくるのじゃと言っておろう」
お婆さんはあたしを見下すような目で見る。
否、実際はずっと、見下されていたのだけれども!
でも、馬鹿にしたような目で見るなんて、腹が立つ!!
「馬鹿なんかじゃないです!って言うか、何で、魔法を使ってまで、親指姫の世界に連れて来るんですか!?」
あたしは、イライラしながらも、このお婆さんに何言ってもしょうがないと言い聞かせ、事の説明を求めた。
「ああ、それはじゃな...」
お婆さんはニンマリと笑いながら、思いっきり溜めてから言ったのだ。
「唯の悪戯じゃ」
「ふざけんなああぁぁ!!」
こんなふざけた理由であたしは親指姫の世界に連れて来られたらしい。
それから、2時間叫び続けたのは言うまでもない。
Ⅰ 花弁舞って、黒に堕ちる
それは親指姫の世界に来る為の合言葉
お婆さんはあたしを見下すような目で見る。
否、実際はずっと、見下されていたのだけれども!
でも、馬鹿にしたような目で見るなんて、腹が立つ!!
「馬鹿なんかじゃないです!って言うか、何で、魔法を使ってまで、親指姫の世界に連れて来るんですか!?」
あたしは、イライラしながらも、このお婆さんに何言ってもしょうがないと言い聞かせ、事の説明を求めた。
「ああ、それはじゃな...」
お婆さんはニンマリと笑いながら、思いっきり溜めてから言ったのだ。
「唯の悪戯じゃ」
「ふざけんなああぁぁ!!」
こんなふざけた理由であたしは親指姫の世界に連れて来られたらしい。
それから、2時間叫び続けたのは言うまでもない。
Ⅰ 花弁舞って、黒に堕ちる
それは親指姫の世界に来る為の合言葉