漫画家の恋。
あの時実は、原稿を取りに来た、制服を無理やり着た編集さんだったわけだ。


いや、あれは吹いたね。


いつもスーツをびしっと決めてる人が(しかも30歳)制服て。


誰から借りたし。


でも、まさかあの瞬間を見られていたとは。


まぁ途中まで見られてないし大丈夫か。


「で、なんて言われたの?そしてなんて言ったの?」


「あー、えっと、企業秘密ですね、はい☆」


ごまかせたか?


いや、そんなバカではな…


「そっかぁ…でもさ、彼氏いないってことは断ったんだね!!」


え。
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