漫画家の恋。
…ばかなのね。


「じゃあさー、アンタら付き合っちゃいなよー(笑)」


は。


なんですの、その急な展開。


これは百子だと、


「「と、とととと智子さんそれはダメですよ/////そっそれに、冴木君も困りますし/////」」


ってな慌て振りになるわけだ。


もっとも私は、そんな慌て方はしない。


「ちょっちょっと待て、姉ちゃん。それはいきなりすぎるだろう。」


そうそう、それが正しい。


「かぁちゃんは?誰かと付き合いたいとかそんな願望ないの?」


「え。」
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