漫画家の恋。
-華歌-


よし、とりあえず、寝る場所確保。


一時はどうなるかと思った。


野宿は嫌だねぇ。


虫に刺されてかゆくなるし。


それにしてもお姉さまはなんとお優しいのであるか。


--プルルルルル--


「あっ、もしもし?うん。今?今ね、可愛い可愛い妹ができてはしゃいで…え!?今から!?…わかったわよぉ…行けばいいんでしょう?」


なにのお話を?


「ごめん、かぁちゃん。今から私なんか、仕事入ってさ…しかもグアムに出張?だって。だから今から行ってくるわー。アンタ、かぁちゃんのことよろしく。」


「えぇ!?」


お姉さまはいってしまわれるのね。
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