漫画家の恋。
「冴木っち一番かっこいいと思った。」


…!?


え、なにそれ、え、なに!?


心の準備してなかったんだけど!?


「どうしたの、そんなあわてふためいて。不審者みたいよ。」


だってかぁちゃんがそんな恥ずかしいこというから;


「あ、りぃだ。」


え、そんなすぐ話変えるの!?


「りぃどうしたの?」


「へ!?あ、かぁちゃん…別に…なにもしてないけど。たまたま近くに用があってここ通っただけよ。じゃあ。」


あいつってあんなにそっけないやつだったかな。


「…りぃがおかしい。」


「なんで?」
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