双子の兄弟
入学式が始まった。
僕は周りの人を見る。
ここで最高の友達ができたらいいな…。
後ろの席では父さん達保護者の席だった。
母さんは兄さんの入学式の方へ行ってしまっているので少し残念だ。
そして入学式が終わり、僕は新しい自分のクラスへと移動した。
僕のクラスは1―Bだ。
教室へ入り自分の席に座った。
すると僕の隣の席の男子が僕に話しかけて来た。
「よっ!初めまして!オレ、水林大希(ミズバヤシダイキ)って言うんだ!これからよろしくな!」
笑顔がチャームポイントな彼はそう自己紹介をしてきた。