アイドル事務所っ!!
逸材
クスン。クスン。


女の子の泣き声がする。


これが、私達の出会いだった。


私は下校中だったよ。


そっと、覗いてみた。


メガネをかけた、いかにもどんくさそうな女の子だった。


「だ…大丈夫??」


私はハンカチを取出し、女の子に貸してあげた。


「ありがとう!」


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