お姫様だっこ




「美優…」


「んっ…」



研の唇があたしの唇に重なる。




目を閉じる。





唇が離れる。



「研……大好き」


「俺も」




また唇が重なる。




また離れる――。





「美優の唇ぷるっぷるで好き」



また重なる唇。




幸せな時間。






だんだん激しくなっていくキス。





「んっっ…」




長い




長いキス。




「はぁ…っ研、ちょっと苦し…んっ」



苦しいって言ったらいつも休憩するのに今日は違う。
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