愛されたかった悪女
「いったいどうして……?ここに……?」


「分からないのかい?マシェリ 君に会いたくて仕方がなかったんだ」


そう言うと、私の唇に分厚い唇を重ねた。


すぐに歯列を割り舌が入りこむ。


「んっ……」


「あぁ……君は素晴らしい……」


上あごや、舌の付け根など、余すところなく彼の舌は動く。


彼の手はシルクのローブからヒップを撫でていく。


「ファ、ファビアン 明日はショーなの 今日はダメよ」


彼のヒップを這い回る手を上から押さえた。



< 78 / 116 >

この作品をシェア

pagetop