こんな私でいいのかな…【2】
すぐに来たのは、裕介だった。

「理帆、熱は?」

私達には全然見せない凄く真剣な顔だった。

「よっ、40.7度、脈が102です」

思わず声が裏返ってしまった。

「のあ、今から検査しような。」

「のあ…痛いの嫌」

「ごめんな、

でも痛いことしないと治らないよ…」

のあが頷いた事を確認し、

理帆に指示を出した

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