桜鈴学園



……………
「んで?
姫乃。お前何しにきた…」


「え?
それ聞いちゃう?」

「当たり前だろ。
朝っぱらから来られたら気になるわ…」




――――――――
注*午後2時です。
――――――――




「ペアとして
連休何するでしょー!」

「しらん。」
俺は即答。


「たっくん、冷たいなぁ…
前も言ったよーに、なーんで姫がわざわざ元男子高であった桜鈴学園にきたと思ってんの?!」

「あ?
しらん。」


忘れたよそんなもん。

「女子生徒を増やす為!
でしょ!!」





あー。
そりゃあ
あいつらも喜ぶわ…

桜鈴学園の唯一の女子生徒…
姫乃。

「女子生徒が姫だけなんてムリ!」



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