BrassBand†SAXと私の物語†
出会い


私は三崎 蘭。


今年の4月から中学1年生!


部活はまだ迷い中。。。



友達はまだあんまりできてないッ




今日の午後からは



新入生歓迎会があって部活動紹介があるからそこで部活を決めようかと思ってます!!



そんなことを思っていたらあっという間に午後。





「蘭〜体育館一緒に行こ?」



そう、声を掛けてきたのは小学校からの大親友ユキとナツミ。



「うん、行こー」



私達は、新しい学校生活に心を躍らせながら体育館へ向かった。






「昨日のTVが...」



「アイドルの〇〇がねー」




体育館にはもう人がたくさん集まっていた。




比較的友達が少ない私達3人組は体育館のはじっこで話をしていた。




「部活、決めた?」



そう問い掛けてくるのはユキ。

パッチリ二重でとても可愛い目をこちらに向けて言ってくる。



「うーん、まだかなぁ?ナツミは?」


「私もまだ決めてないけどテニス部か吹奏楽部かなぁ」


ナツミは学年1の秀才で運動神経も抜群。眼鏡に校則通りの服装でいかにも真面目な生徒。



「ユキは〜、バスケ部とかかなぁー」



「えーっ!絶対無理でしょ!!」



私達の笑い声が響く中


歓迎会は始まった。







これから平成**年度新入生歓迎会を行います...



待ちに待った部活動紹介。



トップバッターは野球部。




これはもう、除外だなぁ。



私は運動は大の苦手。


運動部にあまり興味はなかった。



次にサッカー部.バスケ部など運動部の紹介があったがあまりピンと来ず全て右から左に流れて行く。




次は文化部、




最初は美術部だった。



でも、どっからどう見たって暗めの人ばかり...



その後の部活もやっぱりピンとは来なくてあきらめかけた頃。





間もなく、吹奏楽部の歓迎演奏を行います...





最後の部活動紹介。




「こんにちは!吹奏楽部です...」



長々とした言葉が続き演奏が始まる。


演奏が始まった時


私に衝撃が走った。
< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop