本当の恋を教えて

キーンコーンカーンコーン「さようなら」
「ばいばい!」

皆は授業が終わり、ちらほら帰ったり部活に行ったり行動を始めた。

私も帰ろうと思ったけど…環境委員の仕事が残ってるから帰れない…

私は、しぶしぶ立ち上がってじょうろに水をくみにいった…
そのとき

「奏崎!環境委員、同じメンバーとしてよろしく!」
まぶしいくらいの笑顔を向けながら、声をかけてきた。
さすが、何人もの女子が騒ぐだけある顔立ち…
きれいに焼けた肌にしろい歯。
ふわふわした茶色かかった髪の毛。
こんないわゆるイケメンな人がいるのに、女子が黙っている訳がない。

「よろしく。筑紫さん。」
私は、軽い笑顔で返してみた。変だったかな…?

だって、私は恋愛と異性に興味があるわけじゃないから、他の女子みたいに甘い声で話したりする必要ないからなぁ…

でも、あっけなかったかな?
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