本当の恋を教えて

ピピピ…ピピピ…

「ふあゎ〜」

もう朝になっちゃった…
まだ眠い目をこすりながら洗面所へ行った。
寝起きの姿を鏡で見た瞬間…

「うわっ…」

つい声がでてしまった…
だって、髪の毛が変な方向に折れ曲がっててとてもすぐに直せそうにない…
こんなんじゃ髪を下ろして行けないよ。

しょうがないから高めで結んでみた。いわゆるポニーテールってやつ。
はぁ、かわいい子達がしたらとっても似合うけど、私みたいな目立たない人がやっても、全然似合ってない…

かわいい子達が羨ましい。でも、しょうがないからこれで行くしかないか…

朝ごはん食べて、歯磨きして支度して、よし!

「いってきます!!」

「いってらっしゃい」

お母さんはいつもどうり笑顔で見送ってくれた。

はぁ、似合ってないとかキモいとかいわれそう…
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