本当の恋を教えて
2日目から遅刻なんてだめだ。
私は、夢中で走った。
私以外誰もいないと思ったら…
「いってきます!」
うちの近所で声が聞こえた。しかもこんなギリギリ時間に。
見た目小さかったし1年せいかな?
って私も急がないと…
私、少しだけ足には自信があるんです!
だからなんとかこの距離なら大丈夫かな。
なんて余裕な考えで走っていった。
学校の門までついて、あと、1分。
ラストスパートをかけて、教室に…
ゴール!!
キーンコーンカーンコーン
20分のチャイムが鳴り響いた。