‡月夜に一度だけ‡
何で・・・・
残酷過ぎるだろう・・・・?
どうして・・・・
シルクが犠牲になることないだろ・・・・・・・・・・・・?
「シルク・・・・」
『いいのよ。レオ。私、レオの為になら死んでもかまわないわ。』
《まあまあまあ、待ちなさい。話しはまだ終わってませんよ。》
《僕を救った『封印の乙女』と僕は、本当に愛し合っていなかったんですよ。だから、愛の力が足りなかった・・・・・・・・》
「それって・・・・」
《そうです。彼女は僕を愛してくれた・・・・でも、僕は彼女を愛せなかった・・・・故に、死んでしまった。》
『そんな・・・・』
《君達は平気でしょう。シルクさんが死ぬことはまず、ない。》
「よかった・・・・・・・・。」
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