私はペットです。雌犬です。

「ところでさ…それは、サービスですか?それとも、俺を誘ってるんですか?」


ニヤニヤしながら、指差す桜地さん

それを辿ると…

隠すことを忘れていた、セクシーな私の姿


「みぎゃぁぁぁああ!!」


慌てて隠す自分の姿

でも、そこで私は気付きました


「あの…私…自分の服…着てましたよね?」


着てた服は何処へ?
ってゆうか、私は着替えた記憶ないよ?


「着てたけど、雨に濡れてグッショリだったから…着替えさせた」


あぁ、そっか
着替えさせてくれたのか

桜地さんは、優しい人だなぁ…

……?


「誰が…着替えを…?」

「俺だけど?」


ですよねー!!?

だって、この部屋人の気配ないし
分かってたけど、まぢですか?!

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