私はペットです。雌犬です。

忠犬・クロ


side:優



生放送と、明日の打ち合わせを終えた俺は、マネージャーの車に乗り、自宅マンションに帰ってきた


「じゃ、明日は現場に9時入りな。時間厳守。お疲れ様」

「お疲れ様でした」


それだけ返事をして、俺はマネージャーの車から降りた

現在の時刻…夜12時を少し過ぎたとこだ

今日は割りと近い所で、撮影があったからよかった


この前は、深夜1時半とか…まぢ、死ぬかと思った

それと同時にその日は、驚いた日でもあったな…


まさか、深夜に家に帰って"おかえりなさい"なんて言われると思ってなかったからね

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