私はペットです。雌犬です。
本来の自分をさらけ出せる相手が欲しい
上京して、独り暮らしの俺に家族なんていない
っとなると…
「ペットでも飼うか?…でも、世話するのめんどくさい…ってか、してる暇無いじゃん」
むしろ、俺が世話して貰いたい
あぁ、駄目だ
イライラする
俺、カルシウム足りてないのかな?
そんなことを悶々と考えていたら、胸の辺りに衝撃を感じた
同時に、可愛らしい声も聞こえたが、声の主はどこに?
視線を下に下ろすと…
女の子が倒れてピクリとも動かないでいた
あれ?
これ、俺のせい?