監禁恋情
その日から、毎日あの火の中の出来事を夢に見るようになった。
うなされ、暴れ、少しずつ心が壊れていった。



そして、ある日
男は、病院の屋上から飛び降りた。


確実に死ねる高さだったはずなのに、木がクッションとなって、落ちたときには擦り傷しか体についていなかった。


他にも、色々試したが、ことごとく失敗した。


そして今の自分となった。
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