天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ
まるでアリスカが側にいないかのように振る舞う真晝。
たまらず。
「何も…訊かないんだね」
アリスカは自分から呟いていた。
「…………」
一拍置いて、顔を上げる真晝。
驚いた風でもなし、気分を害した風でもなし。
その表情は、いたってニュートラルだ。
他意という他意を全く感じさせず。
「何を?」
純粋な疑問から、真晝は言葉を発する。
「何をって…」
その問いかけに、アリスカの方が戸惑った。
たまらず。
「何も…訊かないんだね」
アリスカは自分から呟いていた。
「…………」
一拍置いて、顔を上げる真晝。
驚いた風でもなし、気分を害した風でもなし。
その表情は、いたってニュートラルだ。
他意という他意を全く感じさせず。
「何を?」
純粋な疑問から、真晝は言葉を発する。
「何をって…」
その問いかけに、アリスカの方が戸惑った。