天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ

琉のバッサリ恋愛相談

翌日。

「♪～」

今日もご機嫌の体で、琉はヘッドホンで音楽を聴きながら登校。

ジ○ンプでワ○ピース読みつつ。

「あ～っ！朝のコーヒー牛乳たまらんわ～っ」

とか何とか。

そんな糖分多いものを朝から飲んでも、頭がシャキッとするとは思えない影の理事長はコーヒーは微糖派。

そんな事はともかく。

「ん？」

校門を潜った所で、琉はしみったれた表情のままトボトボ歩く男子生徒を見つけた。