天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ
「幸福少女から聞いたで、私服、アップルグリーンとモスグリーンのストライプのシャツに蝶ネクタイなんやって?名探偵やん!真実はいつも一つやん!」
尚もケラケラ笑う琉。
「あーはいはい…それで、らんねーちゃんって誰です?」
「アホやな、コナ○君の恋人ゆーたら、らんねーちゃんしかおらへんやん」
「だから…その、らんねーちゃんは誰の事を…」
言いかけて、啓太の表情は曇った。
自分がコナ○なら、らんねーちゃんは…。
「図星かぁ」
ニマァッと琉がニヤけた。
「わっかりやすいなぁ自分。彼女と喧嘩したんがそんなにショックか?」
「アリスカさんは彼女じゃないです、只の友達です。それに別に喧嘩なんかしてません」
琉の横を通り過ぎて、スタスタと歩いていく啓太。
尚もケラケラ笑う琉。
「あーはいはい…それで、らんねーちゃんって誰です?」
「アホやな、コナ○君の恋人ゆーたら、らんねーちゃんしかおらへんやん」
「だから…その、らんねーちゃんは誰の事を…」
言いかけて、啓太の表情は曇った。
自分がコナ○なら、らんねーちゃんは…。
「図星かぁ」
ニマァッと琉がニヤけた。
「わっかりやすいなぁ自分。彼女と喧嘩したんがそんなにショックか?」
「アリスカさんは彼女じゃないです、只の友達です。それに別に喧嘩なんかしてません」
琉の横を通り過ぎて、スタスタと歩いていく啓太。