天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅢ
『それで、ですね』
白々しく小夜が話を進める。
『このタイマントーナメント、アリスカさんも一緒に観戦どうかなぁって…』
「え?雛菊ちゃんは空手やってるからともかく、小夜ちゃんこういう格闘技好きなの?」
アリスカがピロシキを食べながら小首を傾げる。
「ふっふっふっ、またアリスカちん野暮な事を」
雛菊が口元に手を当てて笑う。
「小夜ちんは龍太郎の応援したいに決まってるじゃないのさぁ」
『ふえっ?ひゃっ、はわっ、あのっ』
何を今更な感じでうろたえる小夜。
しかし、そんな姿をアリスカは微笑ましく思う。
(小夜ちゃんは素直でいいわね…)
白々しく小夜が話を進める。
『このタイマントーナメント、アリスカさんも一緒に観戦どうかなぁって…』
「え?雛菊ちゃんは空手やってるからともかく、小夜ちゃんこういう格闘技好きなの?」
アリスカがピロシキを食べながら小首を傾げる。
「ふっふっふっ、またアリスカちん野暮な事を」
雛菊が口元に手を当てて笑う。
「小夜ちんは龍太郎の応援したいに決まってるじゃないのさぁ」
『ふえっ?ひゃっ、はわっ、あのっ』
何を今更な感じでうろたえる小夜。
しかし、そんな姿をアリスカは微笑ましく思う。
(小夜ちゃんは素直でいいわね…)