俺はその時、どう行動するか。
プロローグ
「一生に一度ですもの、結婚式は絶対にロマンティックな場所でするわよ!
そうねぇ…
粉雪が宝石のように舞う中で、その雪にも負けないくらい純白のドレスを着込んだ美しいお姫様を、素敵な王子様が白馬に乗って迎えに来る…
そんなイメージよ!お分かり?
というわけだから、結婚式は北海道で決まりだから」
「あ~はいはい…分かった分かった」
澪のそんな強い希望(命令?)により、俺たちの結婚式は真冬の北海道で挙げることになった。
俺の恋人、西条寺澪(さいじょうじ みお)は某大学病院の院長のご令嬢だ。
自由奔放で無邪気な所が魅力だが、世間知らずでわがままな所もある。
俺と澪が付き合い出したのは、俺たちがまだ中2の頃だった…。
その頃サッカーをやっていた俺は部活の練習後に一人で帰ろうとしていた時、澪とその取り巻きに急に囲まれた。
そうねぇ…
粉雪が宝石のように舞う中で、その雪にも負けないくらい純白のドレスを着込んだ美しいお姫様を、素敵な王子様が白馬に乗って迎えに来る…
そんなイメージよ!お分かり?
というわけだから、結婚式は北海道で決まりだから」
「あ~はいはい…分かった分かった」
澪のそんな強い希望(命令?)により、俺たちの結婚式は真冬の北海道で挙げることになった。
俺の恋人、西条寺澪(さいじょうじ みお)は某大学病院の院長のご令嬢だ。
自由奔放で無邪気な所が魅力だが、世間知らずでわがままな所もある。
俺と澪が付き合い出したのは、俺たちがまだ中2の頃だった…。
その頃サッカーをやっていた俺は部活の練習後に一人で帰ろうとしていた時、澪とその取り巻きに急に囲まれた。
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