俺はその時、どう行動するか。
そして二人は…
「あ~…なんか涼しくて気持ちいいな~」






ロッジに戻るまでの道を歩きながら、火照った体が冷やされていく。


見上げると満天の星空で、白い息が吐いては消える。


腕時計の針は24時を回りほのかなイルミネーションの明かりだけが暗い足元を照らしていた。




少し後ろを歩く綾音はさっきから黙ったままで、俺ばっかりが喋ってる。


やっぱまずかったよな…。

俺は改めて反省していた。







ロッジに辿り着くと、俺は鍵を開ける。



「綾音、足元に気を付けろよ。え~と、電気電気…と」



ドアを開けるとロッジの中は真っ暗で、俺は手探りで電気のスイッチを探す。



「あ~電気どこだ?」


壁を触るが酔った体のせいか感覚がぐらついてなかなか見つからない。



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