俺はその時、どう行動するか。
健二の言葉に俺は目をつぶった。





ーバキッ!!




「っ!」


「痛ったぁ!手の骨が折れたっぽいし!」





俺が目をあけると健二は殴られた俺より痛がって手をブラブラさせていた。





「昔センコーが言ってたけど人殴るのってまじで痛ってーんだなぁ~…」



へへ…と笑う健二に、救われたように俺も弱々しく笑う。





「んで?何があってこんなことになったんだよ。話くらい聞いてやるわ」




そして俺は今日1日のことを全部健二に話した。



< 143 / 224 >

この作品をシェア

pagetop