俺はその時、どう行動するか。
健二も慌てて俺の横にきて時刻表を確認する。


そこには朝の9時30分に1本のバスが来るだけで、他は真っ白だった。





「はぁ?!なんでだよ!1日1本とか意味わかんねーじゃん!」


「今日はもう来ないみたいだな…つーかどうしよう」





まさかこのままここで明日まで待つ訳にはいかない。


かといって式場にも戻れない。





「…ここから地元の駅って歩いて行けるかな」


「いや、普通に無理だろ。白熊から来るときも車で30分以上かかったぜ?しかも道わかんねーし」


「…………」





携帯を取り出すと、当たり前だが圏外だった。


俺と健二は顔を見合せる。








これは本格的にヤバい展開だ…






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