俺はその時、どう行動するか。
「あれ!?イ、イツキさん!!」



「アタシもいるわよ~…ってなんなのよ~その顔!悠人ちゃんてもっとイケメンじゃなかったぁ?」



「カオルさん!?」





なんと、スノーモービルから降りてきた二人組は

ラーメン屋の大将ことカオルさんと、白熊のバーテンのイツキさんだった。


そういや…

この二人は恋人だったっけ…。





「お…おい、この濃ゆい人達お前の知り合い?」


突然現れたでかいオネェのオッサン達二人のすごい迫力に押されぎみの健二が俺の脇を肘でつつく。




「あ、ああ…昨日昼飯で食ったラーメン屋のカオルさんと白熊でバーテンしてるイツキさん…」



「いやぁん、ちょっと!こっちの彼は誰?悠人ちゃんに負けず劣らずイケメンじゃな~い!」





カオルさんが興奮しながら健二の手をいやらしくさする。


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