俺はその時、どう行動するか。
なんて…ことだ……


このままじゃ……





早く…早くこの日記を元にしまわなければ。






だけど、体が動かない……。













その時―――…





ガチャン


玄関の鍵が締まる音に俺はハッとする。







狭く薄暗い廊下の先の玄関には綾音が立っていた。









「それ……見ちゃったんですか?」



「あ…あや…ね」










< 220 / 224 >

この作品をシェア

pagetop