俺はその時、どう行動するか。
しかしその時
ふと綾音の横に大きめのスーパーの袋がいくつかあるのを見つけて手を止める。
「綾音…なにそれ?どうしたの?」
「あ、これですか?会社の帰りに市場を通ったんですけど、私声かけられたら断るのが苦手で…」
「…ははは」
苦手って…
当たり前みたいに言うけれど、見たところ相当な量を買い込んでいる…。
あ、タラバガニ発見。
「せっかくキッチンがあるロッジに泊まるんですし、夕飯は自炊でもしましょう」
「え?」
「味噌鍋が作れるようにお味噌とかもスーパーで買ってきたんですよ~」
綾音はそう言うと、ガサゴソと買った品物を見せてくれた。
野菜に味噌にその他もろもろ…デザートなのかメロンまである。
多分、夕張…だなあれは。
「あ、…もしかしてせっかく北海道に来たんだし夜はどこか外に行く予定でしたか?」
「え?いや、全然そんなことないよ!むしろすごい北海道に来たって感じの豪華な食事が出来そうだね」
一瞬不安げになる綾音に俺が慌てて言うと、綾音はもう一度輝くような笑顔を見せた。
ふと綾音の横に大きめのスーパーの袋がいくつかあるのを見つけて手を止める。
「綾音…なにそれ?どうしたの?」
「あ、これですか?会社の帰りに市場を通ったんですけど、私声かけられたら断るのが苦手で…」
「…ははは」
苦手って…
当たり前みたいに言うけれど、見たところ相当な量を買い込んでいる…。
あ、タラバガニ発見。
「せっかくキッチンがあるロッジに泊まるんですし、夕飯は自炊でもしましょう」
「え?」
「味噌鍋が作れるようにお味噌とかもスーパーで買ってきたんですよ~」
綾音はそう言うと、ガサゴソと買った品物を見せてくれた。
野菜に味噌にその他もろもろ…デザートなのかメロンまである。
多分、夕張…だなあれは。
「あ、…もしかしてせっかく北海道に来たんだし夜はどこか外に行く予定でしたか?」
「え?いや、全然そんなことないよ!むしろすごい北海道に来たって感じの豪華な食事が出来そうだね」
一瞬不安げになる綾音に俺が慌てて言うと、綾音はもう一度輝くような笑顔を見せた。