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「お母様、招待ってどなたから?」
「学園長から是非って、あなたのお父様も招待されてるわよ」
「そう……お母様、私は今学校の代表なの」
「学園長から聞いているわ。すごいじゃないの!」
「だから、代表ってけっこう忙しいのよ……」
「あら、いいじゃない。茉莉果代表と、その母代表が共演なんて、華があるわよ! ね、あなた? いいわよね。一曲つくちゃってよ」
「おお、いいな。つくっちゃうか!」
つくっちゃわないでよ!
お母様は、ウットリと自分の世界に入る。
「そういえば、茉莉果と共演なんて初めてね」
今度こそ助けを求めて「柏原」と呼ぶ。
だけど陽子さんとアレコレと話しをしている最中だ。
ちょっとあの女……
私の柏原と気安く話さないで欲しい。
柏原が私の呼びかけに応答しないなんて!