crazy broken
地下鉄に乗り、終点に着くと寂れた町並みが広がっている。
寂れた町並みの寂れたビルの下の喫茶店で待ち合わせ、律儀な自己紹介と挨拶を済ませた後、デザートセットを頼んで、細かい打ち合わせを始めた。
お互い目的は1つ、復讐と退院の為だけに目的地まで行き、倒産・廃校を狙うのみである。
デザートセットを突っつきながら、それぞれ計画について打ち合わせを始めた。
「内部告発で、内申書偽造で苦情来たらしいよ」
「親子で似た色の制服を着て、車爆破、蛇を放して火をつけられたらしい」
「セキュリティが上がっているかもな」
「何回か蛇を放されているらしいけど、ペットショップも料金二重取りだから別に文句ないらしいよ」
「特定指定動物は入荷も難しいから代金払ってくれた後、また商品だけ戻って来たら悪い話じゃない」
「マニアには高値で売れる」
「半焼半壊じゃ保険不適用」
「セイブシナ蛇は毒あるけど、特指定動物の手続きしないで購入出来る。」
「特定指定は直接車で迎えに行かなきゃならない、誰か免許ある??西河晶菜が持っているよ」
「結構距離あるから車まで戻れなる!?動き回るし、長距離得意で50メートル6秒位で走らないといけないから自転車かバイクの方が良いと思う。」
「オオアナコンダはワニも丸呑みするんだって」
「時限爆弾仕掛けるのは??」
「タイマーは安いから1000個位しかけてダミー配線容易したら結構嫌がらせ力あるよ」
しかし、複雑な配線を出来る人がいないので、それは不可能である。
第一、爆破の規模が小さければ、費用と手間だけが掛かるだけだ。
「怪文書を作って配布することが良いんじゃない!?
窓ガラスをバナーで焼いて、侵入すれいい。
そして、保健室のベッドで制服姿で写真を取って、合法ハーブ等ベッドの下に隠して置けばいいのよ。折り紙のランドセルや箱折って、怪文書を回すのよ。
10人一色、わからないわ。
実際、大麻の種を花壇の芝生の傍に植えたら勝手に水遣りしてくれるから育つわ。」そして、全員喫茶店を出て、電車に乗り、自転車を買って移動をすることにした
迷うこともなく、まっすぐにひたすら下り道を自転車で走り、目的地へ向かうことになった。途中、私達はコンビニで食べ物と飲み物を購入して、休憩をしてライターとタバコも買った。お香と一緒に合法ハーブを焚いて、通報する時に不審を抱くようにする為だ。




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