とけないゆき
ズボズボと雪を踏みつけながら歩きだし、役30分経った頃。




ようやく除雪されている歩道まで来た。




1週間ほど前に買ってもらったベージュのムートンブーツはびちょびちょ。







自宅まであと急いで5分といったところ。




コートのぽっけに両手をいれ、暖めながらツルツルの道路に移動する。




門限を気にしながら、私は小走りになる。







しかし



これによって、今日



最悪なことが起こるなんて・・・・・・。





そのときは夢にも思わなかったんだ。
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