とけないゆき
学校にいなくても米谷と話すことができる。



そう思うと嬉しくて、ドキドキが止まらなかった。



「待ってるね!」


元気に手を振り、別れた。



でも、またすぐ話せる。




今はすごく幸せで、高野のことにも寛大になれそうだ。



米谷康介



そうアドレス帳に登録し


受信メールも送信メールも米谷だけで振り分けをした。



米谷のアドレスを見ているだけで


気持ちが高鳴る。
< 53 / 123 >

この作品をシェア

pagetop