先生と教官室2〜新しい道〜
「よーし、話しの続きしよっか。」
教官室に帰ってきた先生の笑顔がたまらなく可愛い。
キュンと胸が高なって身体が熱くなる。
ごめんね、先生。
私最低だった。
不安になるって事は先生を信じてないのと同じだよね。
「で、大人になって何で良かっただっけ?」
「…はい。」
私の横に、再び先生が座る。
そして、さっきと同じ笑顔で私を見た。
「一番大切な人を、自分の力で守ることができるからだよ。」