先生と教官室2〜新しい道〜
『…ってことなんです。進藤先生は大丈夫でした?』
伊緒からの話しで初めて知った横井の気持ち。
「もう大丈夫かと思ってたけど…違ったんだな。」
『あ、それ私も思いました。』
教官室での二人の様子はいたって幸せそうだった。
でも、横井の笑顔の裏にはそんな感情が隠れていたんだな。
これが年の差の壁の一つかもしれない。
お互いの気持ちの余裕さが違いすぎて、相手の事をわかってあげられない。
今回だって進藤先生と横井の気持ちでは違いがありすぎる。
こればかりはどうしようもないんだが…まぁ、もう少し考えあう必要はありそうだよな。