先生と教官室2〜新しい道〜
コーヒーの香り
私の朝は毎日同じように始まって、いつのまにか終わっている。
せわしなくて大変な朝。
学校に行かなきゃいけないけど眠いし、正直朝は嫌い。
でも、そんな大嫌いな朝に大好きな人に逢えるとなったら話しは別だ。
寝ぼけて閉じかけている目だって、いつのまにか輝いている。
それほどまでに先生に逢いたいと、身体が正直に私に訴えかけてくるのだ。
頭で思っているより大好きなんだなぁ。
先生のことを考えると、自分でも知らなかった感情がどんどん表れてくる。
それがちょっと怖く感じることもあるけど、自分を知れて嬉しくもある。
こういうとき、恋をして良かったなって思う。
なんか成長できるチャンスを沢山もらってる気もするしね。