先生と教官室2〜新しい道〜
「何がずるいんだぁ?」
あ、その顔たまらなくかわいい。
ちょっと首を傾けた感じといい、その不思議そうな顔が何ともいえない。
「かわいい…。」
先生は子供じゃないのに、そういう仕草をみると頭を撫でてしまいたくなる。
抱きしめられながら頭をよしよし。
すると、先生はもっと不思議そうな顔をしながら、私の顔を覗き込んできた。
「…誘ってんの?」
「へ!!?」
「朝だから我慢してたんだけど……キスしていい?」
ま、まさかの展開だ。
今までの先生の言動だけでも刺激が強かったのに、これ以上のことなんて…!!
でも…でも…。
「いい…で、すよ?」
本音はもっと刺激がほしい。
私の顔が真っ赤に染まるくらいの刺激を。
身体の感覚すべてを先生で埋めつくしてほしいくらいに。