先生と教官室2〜新しい道〜






横井と並んで座っている進藤先生はどこか新鮮で、見ていて面白い。





普段は一緒に居れないぶん、今日の二人はいつもより距離が近い気がするし。





「いつかWデートしたいなぁ。」




「うふふ、そうだね。」





ましてや横井と伊緒がこんな会話するなんて思ってもいなかったからな。






本当に良かったな、この二人が上手くいってくれてさ。





まぁ、まだ付き合ってはいないんだけど。





「ちょっと甲田先生?何ニヤニヤしてるんですか?気持ち悪いですよ。」





「なっっ!!!!」





お前と横井の幸せに微笑んでいたのに、お前というやつは…!!





「あ、甲田先生どうせ伊緒の事考えてだんでしょ!!」




あれ、横井までそんなこと言うのか?




…案外この二人、性格似てるんじゃないか?





「先生…?」





横井の言葉に、伊緒までが俺の顔を真っ赤にしながら見てくる。





なんだこの状況、3対1じゃないか。





「ちょ、まてお前ら…」





「キングオブ変態ですね、甲田先生。」





待て待て待て!!!!なんだそれっっ!!!!















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