先生と教官室2〜新しい道〜
「ねぇ伊緒、先生に相談してみたら?」
「…でも…」
それは甘えではないのだろうか。
解らないので教えて下さい、と諦めているような気がしてしまう。
「大丈夫、相談するだけ。話してるうちに気づくかもよ?」
「うーん…」
確かに、話しをしてる間に自分の本音が出たりして気づくことはあるよね。
あぁ…でも、先生は私だけの先生じゃない。
そんな何回も頼ってちゃ…
ブー…ブー…
「「!!!!!!」」
ブー…ブー…ブー…
「ふふ、どうやら向こうもそういう気持ちだったんじゃない?」