先生と教官室2〜新しい道〜
「今、先生って言いかけたろ。」
「うっ…バレました?」
「当たり前、次言いかけたらキス一回な。」
「なっ!!!!」
驚く私を気にもせず、先生はマグカップの方へと歩いていく。
私は先生に手を引かれるままについて行く。
頑張ってありがとうを伝えたんだけど…あんまり意味なかったかな。
もしかして、聞こえてなかったのかな。
下ばかりに向けていた視線を先生の顔へと近づける。
「あ……」