先生と教官室2〜新しい道〜
ぽつん、と取り残された私はただひたすらマグカップを見ているだけ。
売り場には可愛いものが沢山あって目移りもしてしまうが、私の中では既にあの紺色に決めている。
あとは先生に取ってもらうだけなんだけど…。
少しと言って居なくなった先生は、十分経った今でもまだ帰ってこない。
とゆうか、帰ってくる気配すらないんだけど…。
「仕方ないなぁ…」
もう少し近くで見たいし、自分で取るしかないな。