先生と教官室2〜新しい道〜
お互いの恋バナ
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「なぁ、コーヒー入れてくれる?」
部屋に案内されソファーに座っていると、先生が寝室から私に問いかけてきた。
着替えているからなのか少しこもった声が新鮮だ。
「…きいてんのか?扉開けるぞ?」
「わ―――っ!!!待って待って!!今いれてきますから!!」
きっと今扉を開けたら先生裸なんでしょ!!
それで恥ずかしがる私の様子みて笑おうって魂胆だ!!
そんな事させてたまるかぁぁ!!
先生の言葉に慌ててソファを立つ。
すると、待ってましたと言わんばかりに先生が私を引っ張った。
「…着替えてたんじゃ…」
背中から感じる先生はきちんと服を着ているのが解る。
「ばーか、女じゃないんだから直ぐに着替えれるんだよ。」
先生の右手が私の右肩を触れながら左肩をもつ。
いつもなら両手で抱きしめてくるのに…。
片手に洗濯物を持っているからか、先生は私を片手だけで後ろから抱きしめていた。