先生と教官室2〜新しい道〜






「ん……んー…」





「え、先生?」





可愛い寝顔を眺めていると、先生の顔が急に歪んだ。





何か怖い夢でも見ているのだろうか…。





「先生?大丈夫ですか?」





心配になり先生の頬にそっと触れる。





ん…?あれれ?おかしいぞ…?





春の冷たい風で手が冷えたのか。





いやでも、さっきお湯に触れたから暖かいはず。





となると……。






「先生、熱ありませんか?」







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