先生と教官室2〜新しい道〜





それからだんだん先生の顔が近づいてきて、私の後頭部に手を伸ばしてきた。






「せ、あの……」




これは、キスされる…?





あともう少し、もう少しで先生との唇があたりそう……




ガタガタッ!!!!




「うおっ!!!?なんだ!!?」





「奥の部屋からですよねっ??!」





キスをする直前、奥の部屋からもの凄い音が響いた。




進藤先生と恵那がいるはずの部屋。




そこからのもの音というのは、なぜだかやばい気がした。




「…大丈夫…ですかね?」




「いや…大丈夫じゃないだろ。」




とりあえず二人で奥の部屋の前まで行き、ドアノブに手をかけた。





バンッッ!!!!!!!








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