先生と教官室2〜新しい道〜




「うわっ!!!」




入ろうと思った部屋から、まさかの向こうから出てきた。





当然のようにドアノブに手をかけていた先生はその勢いで床へと吹っ飛んだ。





「すいません、甲田先生…失礼します。」





出てきたのは恵那だった。




しかも、その顔は涙で濡れて光っていた。





「恵那!!?ちょっと待ってっ!!」




「横井さんっちょっと!!!!」





続けて進藤先生が部屋を飛び出してきた。





何この状況…進藤先生、恵那に何かしたの?





「おい伊緒、横井のこと追いかけてやって!!」




「あっ、はい!!!」




とりあえず、今は恵那を追いかけるのが先決!!




話しはそれから……!!!!






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